映画男

Plastic Love Story プラスチック・ラブ・ストーリーの映画男のレビュー・感想・評価

2.5
園子温や石井岳龍は、初期作品で血生臭いバイオレンスを描いてきたけど、中川龍太郎は同じスピリットで言葉のバイオレンスをやってんだなと感じた。耳を塞ぎたくなるようなやりとりが洪水のように続く。これはもう感覚的には殴り合いと同様。観るのがしんどかった。ドキュメンタリーシーンは好き。作品タイトルのloveは恋愛だけでなく、人と人の繋がりや、変わりゆく街並みを想うような広い意味でのloveなんだなと解釈。
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