つき

グランドピアノ 狙われた黒鍵のつきのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

自分でも引くほどイライジャ・ウッドが好きなので、映画としてだけでの点数ではありません。逆にイライジャ君を見てるだけで幸せなので、それだけで星5を付けたいくらいで、、、。

天才ピアニストとして活躍していた主人公は、5年前に難曲でミスをしてしまい、表舞台から去ってしまう。
しかし、恩師のピアノを使っての追悼の意味もあるコンサートで、彼は再び舞台に立つことに。
しかし彼に渡された楽譜には、「一音でも間違えれば殺す」どの文字が。自分だけではなく、妻にもその銃口は向けられている。
果たしてピアニストは無事に演奏を終えることはできるのか。


繊細なピアニスト役が似合いすぎる。
え?これはさすがに弾いてない?それとも必死で弾いてる?と微妙な距離の演奏は本人か
代役の本職の方が弾いているのか分からなくて、とりあえず彼がとてもピアノを練習したことはわかった笑
もともと子供の頃に習ったことがあったらしいけれど、もう体は忘れてるだろうし、大変だったのではないかと思う。役者さんはすごい。
指揮者の方がいい味出してるな〜、きっと胃が痛くなってただろうな〜、と見ながら思った。まさか演奏中にピアニストが出ていくとかないじゃない?嘘だろ?!って思っただろうな。下手すると演奏終わったら殴られても不思議じゃないレベルのことだと思いつつ。
他の方のレビューにある通り、けっして現実味を考えてはいけない映画です。
でもコナンとか見慣れてるとけっこう「そんなばかな」と思いつつ、騙されていたくなったりもします。
話運びも、ピアノ演奏の速度も早くて、飽きもせずにラストまで見終わりました。
それにしても一番すごいなと思ったのが、あんなに壊されてても動くピアノのカラクリなのでした。
あの鍵で何が開くんだろう?
財宝の詰まった部屋とか?
つき

つき