ShinMakita

8月の家族たちのShinMakitaのレビュー・感想・評価

8月の家族たち(2013年製作の映画)
2.0
☆mixi過去レビュー転載計画(TSUTAYAレンタル編)

…暇つぶしに借りたのに忘れがたい作品たち。




2014年11月15日レンタルした時の日記↓



オクラホマ、オーセージ郡。熟年夫婦ベバリー&バイオレット・ウェストンはのどかな田舎で暮らしていたが、ベバリーは酒浸り。バイオレットはガン治療から薬物中毒となり、始終ハイになっている状態だった。そんなある日、ベバリーが突然失踪してしまう。知らせを聞いた、近所に住む二人の三女アイビーは、コロラドで暮らす長女バーバラと、フロリダにいる次女カレンを呼び戻す。さらにバイオレットの妹マティ・フェイも夫チャーリーと息子リトルチャールズと共に駆けつけた。バーバラは別居中の夫ビルとの関係に悩んでおり、娘ジーンの問題行動にも頭を抱えている状態だった。カレンは遊び人の彼氏と一緒で、状況の深刻さが理解できてない様子。そんな皆がバラバラの気持ちで集まった直後、ベバリーの溺死体が発見される。そして葬式のあと、一家の揃った食卓でバイオレットが娘たちに悪態をつきまくり、壮絶な家族内バトルが勃発した……




「8月の家族たち」



舞台劇の映画化です。豪華キャストが出演しているのが見所。ベバリー&バイオレットはサム・シェパード&メリル・ストリープ。娘のバーバラはジュリア・ロバーツ。夫ビルはユアン・マクレガー。娘ジーンはアビゲイル・プレスリン。カレンを演じたのはハマリ役のジュリエット・ルイス。義弟チャーリーは曲者俳優クリス・クーパーで、その息子リトルチャールズはベネディクト・カンバーバッチでした。

………確かに豪華。でも、それだけって感じの映画なんですよね。ジュリアとメリルの凄まじい罵り合いは迫力ありますけどね。でも、あまり心に響く話でもなかったです。大家族ものってピンとこないのよ、一人っ子には。

ただ、いつも穏和なクリス・クーパーが、口の悪いデブ嫁についにキレるときのセリフが最高でした。


『俺たちは結婚して38年になる。かけがえのない年月だった。だが、お前が腹を痛めて生んだ息子をこれ以上罵倒するのなら、39年目はないと思え!』



……ああ、俺もこんな決めセリフを吐いてみたい……
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