家族という負の連鎖が痛々しい
芸達者な配役の力技で見てしまったが
救いのないストーリー
シニカルな構成
学ぶことは怨嗟から得るものはないということ
若い女性に手を出す男たち
そんな男たちに恨みを抱えつつ
作り笑いで弱いものいじめをする女たち
ネイティブの家政婦だけが
堂々と悪に立ち向かっている
助ける価値があるかないか
そんなことは問わない
許せない行動を精一杯阻止するだけ
恵まれた環境にいる白人達の
意地の悪い傷つけ合いを横目に
彼女の安定感だけが残る作品でした
家の中でのドンデン返し的な暴露など
いかにも舞台劇という感じ
映画には不向きだったような気が…