人生、ハードモードすぎ。いや、生きていくのって大変よ。何もかもが上手くいくことなんてない。それでも少しでも幸せになろうと足搔いてるのに、1つ歯車が狂い出すと思っても見なかった方へと転がりだす。相手を思い遣るって尊い行為だなと、そんな気持ちになった映画。メリル・ストリープはほんとに薬物中毒なの？と疑うくらい、どこからが正気でどこからが狂ってるのか分からんくらいの演技で恐ろしく、ジュリア・ロバーツも夫婦仲と家族関係と娘の反抗期で糸が切れそうなピリピリの演技で凄く繊細だし、役者陣が素晴らしい。何も解決しないエンディングなので、心安らかになりたい方にはおすすめできないです。
