このレビューはネタバレを含みます
名作だと聞いて。
1から見なくて大丈夫かと案じていたがオープニングの霊体のマスターたちの戦いっぷりに心掴まれてしまった。説明は最小限で、でもわかる、これはバトル漫画や武侠ものなどの知識の蓄積があるからなのだろうか、わからん。
光る漢字や陰陽印、龍などに興奮してしまって、日本でもこういうの作って…と思ってしまい。
主人公ポーの能天気なキャラクターは正直そこまで好きじゃなくて、でも養父のニワトリだとか、他が魅力的で良かった。
気功とか…なんか、懐かしいー! 久しぶりにこういうの見た…好き。
実の親が現れて、「あの子との幸せが減るんじゃないかと思ったが、あの子の幸せが増えるだけ、ワシからはなにも減らない」と言えるの、すげえな。
「やっと親になったな」「父さんと父さんの出番だぞ」すげえな。
こんな家族の在り方も良いだろうと、さらっと見せてみせる、いやすごい。
ズバ抜けて良いってわけじゃないけど、中華ファンタジーへの憧れみたいなものが再燃したのであれこれ探ってみたい。
会社は違うけど、クボも面白いんだろうな…
西洋人が描く東アジアも良いけど、中国映画も見てみたい気持ち。