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未来を花束にしてのCinemanのレビュー・感想・評価

未来を花束にして(2015年製作の映画)
3.0
『未来を花束にして』
サラ・ガヴロン監督
2015年公開イギリス作品
鑑賞日:23.01.27 U-next

【Story】
1912年ロンドン。
劣悪な環境の洗濯工場で働くモードは、同じ職場の夫サニーと幼い息子ジョージの3人で暮らしている。
ある日、洗濯物を届ける途中でモードが洋品店のショーウィンドウをのぞき込んでいると、いきなりガラスに石が投げ込まれる。女性参政権運動を展開するWSPU(女性社会政治同盟)の"行動"の現場にぶつかったのだ。それが彼女と"サフラジェット"との出会いだった。

同じ頃、女性参政権運動への取り締まりが強化され、アイルランドでテロ対策に辣腕をふるったスティード警部が赴任してくる。彼は歴史上初となるカメラによる市民監視システムを導入し、無関係だったモードもターゲットの1人として認識されてしまう。

やがてモードに大きな転機が訪れる。下院の公聴会で証言をすることになったのだ。工場での待遇や身の上を語る経験を通して、初めて彼女は"違う生き方を望んでいる自分"を発見する。けれども法律改正の願いは届かず、デモに参加した大勢の女性が警官に殴打され、逮捕された。そんな彼女たちを励ましたのが、WSPUのカリスマ的リーダーであるエメリン・パンクハーストの演説だった・・・。
(公式サイトより)


女性がイギリスで参政権を獲得するのがどれだけ大変だったかがよく分かるいい映画です。
ぼくのお目当てはキャリー・マリガン。
彼女はどんな映画に出てもチャーミングだ。

【Trivia & Topics】
*受賞歴。
・第18回英国インディペンデント映画賞助演男優賞受賞(ブレンダン・グリーソン)

・第19回ハリウッド映画賞。

・主演女優賞受賞(キャリー・マリガン)。

・作曲賞受賞(アレクサンドル・デスプラ)※『リリーのすべて』とダブルでの受賞。

【5 star rating】
☆☆☆
(☆印の意味)
☆☆☆☆☆:見事な作品
☆☆☆☆ :面白い作品
☆☆☆  :平凡な作品
☆☆   :残念な作品
☆    :退屈な作品
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