アベル・フェラーラ監督による【サイバー
パンク・SF】。
近未来、X(ウィレム・デフォー)は、相棒のフォックス(クリストファー・ウォーケン)や、スカウトした謎の美女サンディー(アーシア・アルジェント)らと、バイオテクノロジーの天才科学者、イムリヒロシ(天野喜孝)を強引にヘッドハンティングし、多国籍企業ホサカ社に売り込む計画を練っていた…。
クリストファーとウィレムの渋い2人の豪華共演
(会話)は堪らない。
それだけでも観る価値は充分にあるだろう。
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坂本龍一も数分豪華⁈共演。
地味〜な低予算SFだが、【男目線ラブストーリー】として観た。
ダリ男監督の愛娘アーシアの色気とプロポーションは無敵だ。(赤のコートもよく似合う。)
彼女は、当時23歳だが、クリストファーや
ウィレムに引けを取らない肝の据わった演技、
【存在感】は大したもの。
任務前日のXとサンディーの会話シークエンスは、
グッとくる⁈本作屈指のシークエンス。
終盤はダイジェスト⁈と思うくらい丁寧な回想に
突入。
そして、前日途切れたシークエンスの続きを観せ…
締めに持っていく。ここの脚本は綺麗に巧いなぁ。
ラスト、完全にはスッキリはしないであろうが、
【余韻】は、楽しめる。