前作に引続き鑑賞。
冒頭の説明で一気に物語が進む。
これこそ「猿の惑星」だ。
人間と猿の悲しい隔たりを見事に表現されており良かった。
シーザーのリーダーシップが心強い。
コバの反逆の恐怖がよく描かれている。
きっとIQが高い者にしてみれば、銃の存在を否定する考え方に辿り着くのだろう。銃の存在が全てを台無しにしたと思える悲しい結末。
共存することは難しいがマルコムとの友情が感じられる展開が良かった。
シチュエーションに応じた音響も良かった。
ゲイリー・オールドマン、演技力の評価が高いけれども、本作品はその高い演技力が求められる役割とは言えない。正直勿体ない印象。この役は彼でなくとも良かった。
コロナ禍によりウイルス感染の話題には敏感に反応してしまう。ウイルスで人類が大きく減少した経緯はリアルな展開。でも本編にはその点に触れられていないことが不思議。