"我々も人間と同じだ"
共存への道があるはず。。
ウイルスで人類の殆どが滅亡してから10年が経ち、生存者とシーザー率いる猿たちが森で遭遇したことによって争いが起きようとしていた…
<知性>とは何かを考えずにはいられない、深いテーマ性を持った作品だなと改めて思った。
人間よりも自分達の方が優れていると思っていた猿側も、裏切りや力関係によって集団の在り方が変化してしまう。。
シーザー王も腹心に裏切られた歴史と重なっていることも面白い。名付けの由来にもなってるのは前作でウィルの父さんが読んでいたことからもきっとそうだよね。
コバの行動の源にあるのは人間から受けた仕打ちだから、なんとも言えないよな。ここって何か描かれてたっけな?
アホなフリして人間に近付いて銃を奪って反撃する狡猾さを目の当たりにすると勝てる気しないわ。
個から集団になるとたとえリーダーだろうと抗えず、多数に身を委ねなくてはならないのか。。
途中何度か訪れる、平和へと向かう岐路でやはり違う方向へと進み、それぞれの種族間で起きるボタンの掛け違いは止まらない。
そして争いが起き、憎しみだけを増幅させながら引き返すことが出来ない大きな戦争へと発展していく。
あいつが銃を持っていなければ、、コバたちが独断で動いていなければ、、😭
シーザーが育った家でウィルと一緒に写った写真やビデオを見るシーンが辛い、。
今作に絡んでない(あるいは大人の事情?)ことからおそらくウィルも113ウイルスに感染してしまったのだろうか。
人類の行方や如何に。