yusukepacino

猿の惑星:新世紀(ライジング)のyusukepacinoのレビュー・感想・評価

3.5
リブートシリーズ2作目。シーザー誕生から10年後の世界。前作の主役だったジェームズ・フランコが続投ではなくジェイソン・クラークに、監督もルパート・ワイアットからマット・リーヴスにバトンタッチした本作。共存というテーマが明確となったように感じる。
チンパンジーは自らをエイプと呼び、人間とは隔絶された彼らのコミュニティを築いて生活している。そこに現れた人間達。これは我々にもいえることだが自分の住処を荒らされたり危害を加えられたらそれらを守るために行動する。話し合いで解決せず尚脅かされるのであれば攻撃せざるを得ない。そういったことが大きくなって国同士の戦争となる。やってることが人と人、国と国のそれと同じで呆れるよりも悲しくなる。果たしてエイプが悪いのか。言葉が話せてコミュニケーションが取れることが救いであって欲しい。
シーザーとコバ。ある意味対照的だ。

ラストの人間味溢れるシーザーが好き。
yusukepacino

yusukepacino