アランスミシー

猿の惑星:新世紀(ライジング)のアランスミシーのレビュー・感想・評価

3.5
前作から10年。猿インフルエンザの世界的なパンデミックで文明は崩壊。

人類はわずかなコロニーに生存し、シーザー達は前作の森で楽園を作り上げていた。

今作ではその森付近に存在する水力発電所を求めてやってきた人間側のマルコム達と、シーザー達、猿が出会うことで、徐々に破滅的な争いになっていく。

またシーザーの息子ブルーアイズの登場や、前作から引き続き登場しているコバなどのメインの猿からも目が離せない。

前作の主人公ウィルとの記憶を懐かしむシーザーや、人間と交流するオランウータンのモーリスなど前作にはない共存の可能性を見出せるシーンも多い。その一方で、お互いに分かり合えないというもどかしさがある。

全体としては前作を見たなら、見ておいたほうが良いと思う。
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