じゃっく

ジュピターのじゃっくのレビュー・感想・評価

ジュピター(2014年製作の映画)
3.2
チャニングテイタム、ミラクニス主演のSFアクション超大作
監督はマトリックスシリーズのウォシャウスキー兄弟(現姉妹)

ミラクニス演じる主人公は毎日朝から晩まで清掃員として退屈な毎日を送っていた。
口癖は「もうこんな生活は嫌…」
ある時チャニングテイタム演じる傭兵に救われた事を境に彼女の運命は大きく変わっていく…

かなり評判の悪い本作。
大丈夫。評判はさておき、私はミラクニス観たくて来てるからね。
問題ない。

しかし確かに盛り上がりに欠けるストーリーと、ちょっと上品にしたフィフスエレメントの二番煎じの様な世界観。ちとイマイチ感は拭えなかった。
ただ流行らなそうではあるが嫌いって程ではない。

チャニングテイタムの謎のアイメイクに気を取られながら、彼が撃つ近未来の銃は犬が吠えたみたいなSEしてるし、ミラクニスとテイタムがどこで惚れて相思相愛になったかとか。
後で調べて分かるテリーギリアム出演の事実とか(途中役所に行った際の紋章印課の職員らしい)
大体の事はどうでもいい。大切なのは「時間」だ。劇中敵役も言ってたね。
「僕の時間を返…」って言うほどではないけど。
はぁ…もうちょっと頑張ってほしかったな。

そして全ての事柄を吹き飛ばす一番の衝撃がラナウォシャウスキーの表記。
酷評ながらインベージョンは中々好きだったが、それ以降目を離したら「おや、お姉さんが映画を?才能は家系なんだな〜」と思いながらググるとラリー=ラナ…
性転換してるやん。しかもよく調べたら兄弟揃って転換してるやん。マジか〜。やられた。そんな隠し玉出されるとは。
やっぱり天才の考える事は分からない。

結局ミラクニスの事忘れてるやん。
じゃっく

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