きき

ANNIE/アニーのききのレビュー・感想・評価

ANNIE/アニー(2014年製作の映画)
2.9
TV(クイズ番組?)でアニーのことをやっていて、そういえば観てなかったなぁ、と思い翌日に鑑賞。

舞台は現代。
アニーは幼い頃に置いて行かれたレストランに毎週通い、手紙に書いてあるようにいつか両親が迎えに来てくれると希望を持ちながら、毎日口煩い里親のハニガンさんの元、他の里子たちと過ごしていた。
ある日、たまたま道でぶつかった男性に車に轢かれそうなところを助けられたが、その男性が時期市長選に立候補中のスマートフォンの会社社長で、その動画がネットに上がったことで社長側がアニーをポイントアップに使おうと奮闘する。
頭の良い彼女はそんなことわかりきっているけれど、一時のハイクラス・ライフを楽しむが…

というお話。
Tomorrowという歌は知っているけど、内容は全く知らなくて、これが現代版になってることはわかるけど、オリジナルを知らない。
なので、普通に楽しめた◡̈*

本作を最後に女優業引退(先日今後復帰の可能性を示唆したけど)したキャメロン・ディアス。
意地悪で昔の栄光に縋りつく残念な里親、ハニガンさん。
ちょっと大袈裟かなぁ(˃˗˂)と苦笑いになっちゃったけど、それでもキャミーのビッグスマイルが恋しくて堪らなくなる…!

何故か長年好きなローズ・バーン、今回も最高にキュートでインテリで、ジェイミー・フォックス演じる社長のサポートを完璧に務める秘書役。
そしてアニーの良き理解者、こういう人大事よね☺︎︎
本当にいくつになっても可愛い…!ちょっとメンヘラな役とか似合うけど、こういう役も良し✧‧˚

社長はジェイミー・フォックス。
勿論歌バカうまですよ!素敵!
市長選とか出るくせに、実はめちゃくちゃ潔癖だし偏見の塊なんだけど、憎めない。
そんな野郎でも根は真摯で、だから真っさらなまま自分にぶつかってくるアニーを愛しく思う。

これはアニーの希望が思わぬ形で花開く物語のように見えるけど、実は彼女のピュアで負けない心が周りの大人の武装を解除して、そして曇りない明日を手にする、というサクセスストーリー。

勿論、出来すぎ感は否めないけど、大人こそが観るべき作品かな☺︎︎
ボビー・カナヴェイルは本当にいつも憎ったらしい役ね。笑

ちなみに、音楽のサポートが実はめちゃくちゃ豪華!
プロデューサーにJay-Zもいます!
そこも注目♡

記録 : 2020年72本目。
きき

きき