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ソロモンの偽証 前篇・事件のKのレビュー・感想・評価

5.0
原作を読んでいないので、単純に映画を観ただけの感想を言わせてもらうと、本当に素晴らしい作品だなと思います。私は2014年で一番印象に残ったと言ってもいい。2時間の中に題名にもあるように『事件』という筋から全く外れることなく、無駄のない長さにおさめられており、ラストも"えっ?うそ?終わっちゃうの?!"と叫びたくなります。
もうひとつキャストが良い。生徒役はすべてオーディションということだったけど、主演の藤野涼子、彼女だけ飛び抜けて演技がうまかったと思う。それに加えて、生徒を囲む周りの先生や保護者の方々に佐々木蔵之介、永作博美、黒木華、小日向文世、小野真千子ほか豪華なキャストで固めていたおかげか、新人子役の方々もなんだか安心して演技をしていたような、とても新人とは思えない素晴らしい演技だったと思います。
しかしこの12月25日に試写会で鑑賞したのはとんでもない失敗だった。次回作のこうかいまであと3ヶ月も待たなきゃいけないなんて!!そんなに待てません。
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