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ホテルコパンのakのレビュー・感想・評価

ホテルコパン(2014年製作の映画)
1.6

市原さん目当てで観ました。
出てくる人たち全員が過去に囚われていて、それがある日限界を迎えてしまったり、思わぬ形で昇華されたりしていく、そんな作品でした。終始薄暗く、淡々と進んでいくので観る人は選ぶかなと思います。ラストが、本当に良い意味でも悪い意味でも邦画らしく良かったのが半分と、前半の薄暗さと割に合わないなと思ったのが半分でした。

人間、生きていればままならないことばかりですが、ふとしたことがきっかけで良い方向に転がったり、何てことない人が自分の支えになったりもする。人間が生きていくこと、という部分に焦点をあててはいましたが、流石に淡々とし過ぎていたので、もうひと盛り上がりぐらいは欲しかった…!
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