日本でのみ、かなりの広告詐欺として当時話題になった作品。
一見、少年とロボットのハートウォーミングな映画だが、実際はゴリッゴリのアクション映画。
それも主役メカが二度もバージョンアップを行い、飛行形態への変形やロケットパンチまで披露し、某ダミープラグのごとき攻撃的な暴走を行うシーンまである、そんな平成中期のロボットアニメイズムが詰まったディズニー作品がベイマックスだ。
とはいえ、ベイマックスと言えば「パララララ」とセロテープでの修理シーンが一番印象深い。この辺りの平和的な印象を強く残すさじ加減は、さすがディズニーといったところか。
ただ、Ver.2.0時に、基本的にヒロが随伴する設計の割に、コックピットがないのはなんとかならんのか。見ていて不安になる。