ムギ山

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のムギ山のレビュー・感想・評価

2.5
あんまり面白くねえよ、みたいな評判を聞いてしまっていて、なんかそのつもりで見てしまったところがあってちょっと反省。しかしそれを置いといても、アメリカのスーパーヒーローものというのはホントに街を破壊するのにためらいがなさすぎて引く(MCUなんかも同様)。やっぱ現実の戦争や災害で国土が蹂躙された経験がほとんどないからなのだろうか?

この映画に関していうと、バットマンとスーパーマンが敵対しないといけない理屈がよくわかんなくて「???」という感じ。レックス・ルーサーが何をやりたかったのかもはっきりわからん。ただルーサー役のジェシー・アイゼンバーグはすごくよかった。公聴会で爆弾テロが起きる場面は、やっぱ先日の議事堂乱入事件を連想してしまう。ホリー・ハンターが懐かしかった。デイリープラネットの編集長役のローレンス・フィッシュバーンはものすごいもったいない。クラーク・ケントのお母さんのダイアン・レインは、すごくキレイなおばあさんになったものだ。そういえばクラーク・ケントもブルース・ウェインも、お母さんの名前がマーサだというのにあらためて気付かされてびっくりした。これはもしかするとファンの間では有名なネタだったりするのかしらん。それから、ワンダーウーマンが登場する場面はめっちゃカッコよかったっす。
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