宇宙人にして神の如きパワーを持つ正義のヒーロー・スーパーマン。前作でゾッド将軍らから世界を救ったわけだが、本作冒頭での市民目線から最後の戦いを見るとただの害悪である。仮にスーパーマンが手を出さなかったら世界が滅びていようとも、「スーパーマンが敵と戦ったことで数千の死者が出た」のは事実として人々の記憶に刻み込まれる。なんとも報われない話である。
一方荒廃したゴッサムシティで悪と戦うべく暗躍していたバットマンも先の戦いで自身のビルと仲間を失った。スーパーマンとバットマン、それぞれの正義と守るべきものの為にぶつかっていく様は見応えあるが、2人のバトルはわりとあっけなかった感。
レックス・ルーサーが悪役として非常にいい味出してたし、ドゥームズデイとのラストバトルではワンダーウーマンまで登場する大迫力アクションで面白かった。からの最後は、、、。ジャスティス・リーグにも大いに期待したい。
