やたらに画面が暗い暗い言われるでおなじみのDCEU第二弾。ベンアフのバットマン初登場。
『マン・オブ・スティール』でスーパーマンとゾッド将軍が市街地を破壊しながら戦闘を繰り広げていたが、そのバトル下では当然生身の人間である一般市民たちが被害に遭い苦しめられていたというところから始まる。しかし僅か18か月で街がすっかり元通りとかすごいスピード復興だな。
正義に対する信念の違いにより対峙することになるスーパマンとバットマン。そもそも能力に差があり過ぎるので戦っても結果は明白では…という対戦なんだけど、そこをどうにか互角に持ち込むためにレックス・ルーサーJr.とかワンダーウーマンとかクリプトンの怪物を投入して間を持たせましたみたいな印象。
その割にはそれぞれの掘り下げが今ひとつで、しまいには「そこはアルティメット版観てね」というのはあまりに不誠実。
クラークとブルースどちらの母親も名前がマーサってそんな偶然ある？(ある) そんなこんなで結局、超人とコウモリがウダウダグダグダしているところにジャーンと登場するワンダーウーマンが優勝をさらっていく。ダイアナ役のガル様、美しくて凛々しくて眼福。
ジェシー・アイゼンバーグもサイコな演技がやはり上手いな。
ジェレミー・アイアンズのアルフレッド、歴代アルフレッドの中ではだいぶ独特で一線を画していたのが良かった。
今作ででメタヒューマンの存在に触れてジャスティス・リーグへ向けての種蒔きも抜かりなく。
そういえばフラッシュのアレは今度の単独作で回収されるのかな。
