このレビューはネタバレを含みます
バットマンもスーパーマンも母親の名前がマーサってとこ、ややこし。
レックス・ルーサーによってスーパーマンを恨むバットマンと、母親を人質に取られたスーパーマンが戦うことになり、和解するもクリプトンの怪物の登場により、ワンダーウーマンの助力虚しく、スーパーマンが死ぬ話。
バットマンもスーパーマンも手のひらで踊らされ過ぎてて悲しいよな。復讐に目が曇りまくりのブルース・ウェインさん…あれ?言うていつもそんな気がするな?
クラーク・ケントもメンタルぼろぼろで見てられへんわ。
バットマンって、ゴッサムのためと言いつつ見てる側としては私怨の暴力じゃね?ってなるときあるし、マジでイラっとすることもある。けど、ただの人間が努力して頑張ってるのはかっこいいし、メカとかマシーンは興味ない方やけど興奮してしまう。カッコいいけどカッコ悪くもある、嫌いとは言わんけど好きとも言えへん、不思議なヒーローやわ。
一番良かったのはワンダーウーマンの登場シーンやな。バットマンもスーパーマンも頼りなく感じてるとこに、しっかり戦える強いヒーローが来た!って感じでアガった。あのテーマが良いよな。
あと、レックス・ルーサー役のジェシー・アイゼンバーグの演技が良かった。うざくて良かった。ただ、レックスは魅力のあるヴィランには感じひんかったし、その後のクリプトンの怪物も、ただ暴れるだけの肉達磨やったなぁって感じ。
テーマがシリアス過ぎるし、ヒーローたちは頼りない。ほんで相変わらず笑いも無いので、最高とは言えへんかな。話も画面もずっと暗い。