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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のコウのネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

DCエクステンデッド・ユニバース(DCEU)第二作目。

タイトルがvsなのもあって、前半はどうしてもどちらか一方に感情移入してしまう方も多いのではないでしょうか。私は前作でスーパーマンに対して感じた違和感そのままに、何度観てもバットマンの肩を持ってしまうのですよね。勿論、スーパーマンが正義と信念を持ってその使命を全うしているのも理解できます。

スーパーマンやその他の超人的な力を持つヒーロー達と違い、あくまで生身の人間として戦うバットマン。それ故、呆気なく打ちのめされたりもするのだけれど、それでも負けじと戦う姿が格好良いです。

スーパーマンとバットマン。どちらにもそれぞれに信じる正義があり、それが時に誰かを傷付けたり、大切な人を失う原因となって苛む事もあります。
しかし、それはどのヒーローにも、もっと言えば人間同士の争いにも言える事でしょう。救われる人々が居れば、その影で泣いたり苦しんだりしている人々も多く居る。

真の正義とは何なのか、簡単には答えが出ない難問。だからこそ、今作で最期を迎えたヒーローの生き様を忘れない事が、ゴッサム市民にとっての新たな救いにもなるのではないでしょうか。

それにしても、ワンダーウーマンの登場シーン!
めちゃくちゃかっこいい!最高です。
レックス・ルーサーを演じたジェシー・アイゼンバーグもとても良かった。コミックスの世界線同様に大統領となった彼も観てみたかったな。
それと、個人的にフラッシュが好きなのでほんの少しでも登場シーンがあって嬉しかったです。笑
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