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バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のhiro23のネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

まず、観る前から最大の懸念であったベン・アフレック。
やっぱりこれが良くない。
ぜんぜんバットマンぽくない。
いや、マスクをしたらそりゃあバットマンに見えなくもないんですけど、ちっともブルース・ウェインに見えない。
クリスチャン・ベイルがやっていてくれてたらなぁ…

スーパーマンは『マン・オブ・スティール』を観ていたのもあってすんなり入れたんですが、
メガネをかけて髪型を少しいじっただけでみんな気づかないはずないだろが!というツッコミどころが。
全世界に顔バレしてるはずなんですが…
みんなあえて気づかないフリをしているのだろうか。

ワンダーウーマンはかなり雰囲気にあった、いいキャスティングだと思います。
格好良くて綺麗な人ですねぇ。

話のメインとなるのはタイトルにあるようにバットマン対スーパーマンの戦いですが…
地球の危機を救ったはずのスーパーマンに人類が疑問を持ち始めています。
(救うためとはいえ、街を破壊しまくっていましたしね)
強すぎる正義は脅威にもなり得るという事でしょうか。
バットマンもその存在を悪とし、やがて戦いにまで発展していきますが、このバトルが、う〜ん…
実力差がありすぎて、スーパーマンの力を下げて戦っているというのがなんか盛り上がらないんですよね。

最後に控えた超絶バトルでもバットマンだけ蚊帳の外のような…
まぁ、間接的には貢献してはいるんですけど、戦闘力が違いすぎて浮いてしまっていますよねぇ。

…と、まぁ、不満な箇所ばかり挙げてしまいましたが、これは次回への期待の裏返しなんです。
来年以降『ジャスティス・リーグ』がシリーズ化されていくそうですが、期待半分、不安半分という感じです。
ザック・スナイダー監督が続投してくれるそうなので、期待していいんじゃないかと思うんですけど…

しかし、この映画を含め、プロローグのために何本もの映画を作ってしまう贅沢さは、さすが映画大国、さすがアメコミヒーローの国といったところですよねぇ。
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