LEO

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生のLEOのレビュー・感想・評価

3.0
ゾッド将軍とスーパーマンの戦いで生じた被害の大きさに警戒心を持ったバットマンが、クリプトン星人への抑制力としてクリプトナイトを使用した武器を開発しスーパーマンに対し戦いを挑む。
そんな中、武器市場を独占しようと企むレックス・ルーサーJr.がゾッド将軍の体と自らの血を組み合わせて生み出した怪物ドゥームズデイを解放。
スーパーマン・バットマン・ワンダーウーマンが協力してた立ち向かいドゥームズデイを倒すが、スーパーマンも胸を貫かれて死亡してしまう。
そしてアメリカ全体で行うスーパーマンの国葬の中、バットマンとワンダーウーマンは世界を守るためメタヒューマンを探してチームを結成することを提案する…という話。

ん~、あらすじをまとめるのが超大変なほどエピソードが盛りだくさん。
そして相変わらず雰囲気は重々しく、一見重厚なストーリが展開されている。
しかし盛りだくさん過ぎて脚本の練り込みが足りないという感が強く、超豪華幕の内弁当という触れ込みで勢い勇んで調理したもののお互いの味を殺し合って凡庸な弁当になってしまったというところか。

昔あった『東映まんがまつり』での『マジンガーZ対ゲッターロボ』みたいな?
「最後はやっぱり共闘か」みたいな?

アイアンマンとキャプテン・アメリカの対立のような図式を作ってるけど、何か大儀が浅い気がするんだよなぁ。
メタヒューマン達を探してチームを結成するまでの行程もなんかよう分からんし。
ゴールデンラズベリー賞を幾つも獲得してるのも分かる気がする😓

何も考えずドッカンドッカンやりあってるのが観たい!っていうならいいかもしれないんだけど、それにしても重々しいそれっぽい雰囲気がそれを許さないっていうか…😓
LEO

LEO