記録用
増村保造監督、新藤兼人脚本。
岸田今日子が夫がいる身でありながら若尾文子の魅力に堕ちていき夫に関係を怪しまれながら関係を続けるが実は若尾文子には婚約者がいて、、、。
これは単なる同性愛的作…
美術学校で出会った園子と光子はやがて恋に落ちる。園子は夫がいる身でありながら光子の魅力に抗えなくなっていく。みんな理屈っぽいこと言ってるけど言動めちゃくちゃ。死ぬとかすぐ言う。強引に裸見ようとすると…
>>続きを読む耽美と狂気。それに軽々しく使いたく無い”多様性”。
見ていると目から涙がじわじわ出てくる、不思議と。儚いのか悲しいのか憎たらしいのか美しすぎるのか現実の私と照合してなにか湧き出るものがあるのかなに…
はち切れそうな感情が全面に迸る不思議な恋愛映画
同性愛に対する社会的な要素は一見するにほぼなく、かといって禁断的な愛を煽動するものとも違うように感じた
劇中のセリフであるようにまさしく「極端から極端…
若尾文子の「卍」ですが
「ミッドサマー」の世界観を
受け入れられる人なら大好物だと思います。
このむちゃくちゃな話も
若尾文子ならあり得るのではないかと
思わせる非日常的な美しさ。
増村保造監督と若…
このレビューはネタバレを含みます
見る者全てを堕落と快楽の淵に突き落とす、若尾あややの小憎らしい芝居が堪能できる谷崎潤一郎原作。
新藤兼人のジェットコースター脚本が火に油を注ぎ、増村演出のオーバーアクト指導が全開。ただだだ、岸田今日…
監督は、イタリアに留学し、そこで映画についての論文までもものにした増村保造である。この理論家肌の監督の意を受けて、その制作意図を、誇張しながらも度を越さずに、確実に形象化した俳優陣にも本作制作上の…
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