なんじゃこれ!ってストーリー展開で、もはやコミカル。
谷崎潤一郎作品は苦手なので原作は読んでいないけど、増村保造監督は谷崎文学のエロティシズムをうまく表現しているような気がする。
「こんな綺麗な…
原作もこんな終わり方するの...?
だんだんホラーになってくる。疑心暗鬼に陥った人間は恐ろしい...
増村監督は手前ぼかして奥をはっきり映すやり方を使うことが多いんだろうか。増村作品これで3か4本目…
このレビューはネタバレを含みます
若尾文子。日本映画史の女優のなかで、ファム・ファタールを演じさせたら彼女に敵う人はほとんどいないと思っている。若尾文子の演じるそういった人物はそれが小憎たらしいとかではなく、人間味のあるキャラクター…
>>続きを読む谷崎の原作は我が家の本棚に積読本として堂々と鎮座しているので、こちらが先になった。
初めての増村保造。
なかなかにトガっている。
シンプルに設定として面白いというのは原作由来のものだろうし、人物…
助監督として溝口健二の作品に参加した増村保造の監督作。
増村保造作品は初鑑賞。
溝口の『祇園囃子』などで主演を務めた若尾文子を主演に据え、溝口とは大きく異なったアプローチで、"女性"を描く。
女…