LEONkei

2999年異性への旅のLEONkeiのレビュー・感想・評価

2999年異性への旅(2000年製作の映画)
1.5
ぐうぃ〜ん、ぐうぃ〜んとパンツの中から奇妙な機械音がバイブレーションする…、そりゃあ動きも持続力も地球の男達は太刀打ちできない。

機械に太刀打ちできるとしたら色んな意味で暖かさ(温かさ)かな…。

それまでクローンによって生命を維持してきた♂しか存在しない惑星が、その限界と新たな居住地を求め1人の♂を地球に送り込んだ。

その男の任務とは地球の女を妊娠させ赤ん坊を惑星に持ち帰ること…、と言う馬鹿馬鹿しコメディだが〝マイク・ニコルズ〟監督だからなのか、方向性の中途半端さは否めない。

要所要所に男目線からのトーク中心のエロギャグがさり気なく散りばめられ、個々にはくだらなく笑えるシーンが幾つか有るがお下劣さを期待したが裏切られた。

この映画は主人公を異星人に見立てているものの、これを外国人に置き替えれば軽いラブコメ映画としても全く違和感がない。

個性的な実力派俳優陣だから何とか最後まで観れる作品でも有ったが、もっとコテコテなコメディを期待していたはずなのにと邦題にまんまと騙された。

しかし何処の惑星の住人も考える悩みは同じと言うこと..★,
LEONkei

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