クリスマスに子どもに見せる、道徳的アニメのお手本のような作品。
愛する人たちと楽しいクリスマスが過ごせますように。家族を思いやり、大切にしましょう…というクリスマスの短編5本。
★ミニーとデイジーのアイススケート対決。
デイジーってこんなに性格悪かったのか？？勝負になると好戦的になるタイプ？？
最後2人が許し合う過程で、お互いに「自分が間違っていた」と(告白)し、お互いに赦しを得る…というヘーゲルの精神現象学における相互承認ができていた。共同体で生きる中で、自分の価値観を否定し、他人の考えの価値に気づくということは、やはり大切なことなのだなぁ。
★ヒューイデューイルーイがイタズラ小僧すぎて、サンタのいい子リストに載ってないはずだから、自分で書きに行っちゃお！という作品。行動力がすごい。
自分たちのせいでクリスマスが台無しになってしまう…と反省し、行動したことがきっかけで、プレゼントをもらうことができた。
「情けは人のためならず」という感じ？
スクルージおじさんがなぜサンタリストに載らなかったのかが気になる。
★マックスが実家に彼女を連れて帰る話。
ピエロを地でいく(あまり話も聞かない)お父さんは、息子にとってはちょっと恥ずかしいのは分かる。でも結局グーフィーって人の良さで愛されるんだよなぁ。
★何をやってもうまくいかないドナルド。クリスマスソング・ノイローゼみたいになっててちょっと可哀想。
ドナルドってココア好きなんだなぁ。
最後に指揮者の才能が目覚めてた。
★ミッキーとプルートの話。
ミッキーが張り切って作ったクリスマスの飾り付けを、台無しにしてしまったプルート。邪魔しないで！！と言われて、なんと家出。ミッキーとプルートはお互いに会いたくて、絆の深さが身に沁みる。最後はハッピーエンド。フレンズもみんなでプルートを探し回ってくれて、本当にいい奴らだなぁ。ただ、グーフィーに運転させるのは間違っていると思う。
ポップアップの仕掛け絵本のような演出が可愛くて楽しかった。
