かわかみ

奇跡の人 ヘレン・ケラー物語のかわかみのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

学校の授業で視聴。
90分ってこんなに短かったっけ??と久しぶりにこんなにも見入ってしまった。
「親の憐れみは、ヘレンの障害より障害だ」とか「なら彼女に屈しなさい、報復を受けるのは彼女だ」とか、全然台詞違うと思うけどそういう意味合いのサリバン先生の言葉がいちいち名言すぎる。
弱さを認めることと、弱さに甘えることは違うよね。弱さを認めた上で強く生きていく努力をする。するというか、大人ができる環境を作ってあげる。これが大事なのかなあと。

学ぶ楽しさって、ほんとはどんな人も感じられるんだよ。単純に分かると楽しいよね。
障害を憐れんで、「学ばなくても私たちが守ってあげるからあなたは好きなことしてればいいよ。」的な考えは、無責任だよね。気持ちは分からなくもないけど、障害を持っているからと言って学べないっていつ誰が言ったの?大人の価値観でその子の限界を決めつけて、何もしないうちから諦める。それはもうほぼ放任と一緒で、その子の人生は何も良くならない。
そして、それと同時に「親には子どもに学ばせる義務がある」という日本の制度の大切さを知った。

映画としては
いや、演技力すごすぎ、、。
ヘレンの笑顔に心打たれて、サリバン先生の熱意に圧倒された。
まあ推しはお兄さん(?)ですよね。最初から「根は良いやつ」感はあったけど、ほんとにそうだったし、推せる。

ああ、この映画からは
もっとまだまだ考えられることがありそうだ。
てか続きが気になる。ヘレンのこれから。
かわかみ

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