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アンドロメダ・ストーリーズ
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『アンドロメダ・ストーリーズ』に投稿された感想・評価

OSHO

OSHOの感想・評価

3.6
過去鑑賞映画、Filmarks大量投稿中、すみません。

「24時間テレビ 愛は地球を救う」内で放送。

5回目にしてはじめて手塚治虫以外のアニメ。
ある星の王に双子の子どもが生まれ、ただその星では双子は縁起が悪いとされ、1人は外に追いやったものの、2人揃わないとダメ…みたいなストーリー(ざっくりしすぎ^^;)

それまでの手塚治虫アニメと違って地に足のついたストーリーだったけど、
それまでの24時間テレビ手塚アニメの地につかない、絵空事のようなストーリーが実は好きだったと、子どもながら認識した。

24時間テレビ自体、絵空事だし、
その24時間テレビと手塚治虫アニメはちょうど良くマッチしていた。

この『アンドロメダ・ストーリーズ』で現実(のアニメ)に引き戻された感じがして、それ以降、24時間テレビ自体観なくなった。
あらすじはwikiを見てね。
https://ja.wikipedia.org/?curid=1266791

長編原作をわずか85分にテンポ良くまとめているのは、ベテラン脚本家、辻真先の職人技というところか。
声優陣も豪華(当時はごく当たり前のキャスティングなんだけど)。
大野雄二の音楽は安定の素晴らしさで盛り上げてくれる。
作画は下の下(なぜか主人公二人を差し置いて女戦士イルと王妃リリアだけは少し可愛いく描かれている)。それさえ目をつぶれば充分楽しめる佳作である。

なお最大の見せ場は女戦士イルがパンティ一枚ビーチク丸出しで戦うシーンであろう。だが、現在では当たり前の乳揺れ作画はまだない。



個人的に気になったポイントは
・自ら進んで機械に取りこまれた王妃が実の子供たちに送る、冷たい別れの言葉
「お聞きなさい、二人とも。私たちはこの星と共に滅びます。それでも私たちは何の恐れもなく幸せです。なぜなら神であるマザーマシンの絶対の愛に包まれているからです。その愛を拒んだお前たちは時には生きることの不安や恐れを感じることもあるでしょう。それでもお前たちなりに求める滅びることのない幸せがもしあると言うのならばお行き。この星を捨てて生き続けなさい」
・かつてマザーマシンを作ったことを後悔して機械を憎む老師の正体もまた機械(ロボット? サイボーグ?)
・元凶であるマザーマシン(声は増山江威子!)は惑星アストゥリアスの壊滅寸前に脱出し、新たな惑星の支配に旅立つ
・ラストで主人公たちは地球にたどりつくも地上に降り立つことなく海の底で眠り、あらゆる生物の命の源となる

ハッピーエンドとはならず、スッキリしないものがいくつも残るストーリーが深みを出していていいね。
mitakosama

mitakosamaの感想・評価

3.4
原作が光瀬龍。作画が竹宮惠子のSF漫画で、24時間テレビでのアニメ化作品。
嫁さんが24年組の大ファンなこともあり、家に原作本があるので比較しながら。

まず第一印象としては、80年代初頭のアニメーションでは竹宮惠子の毒っけあるテイストは表現できないなぁ。いや、たぶん今でもあの絵柄のアニメ化は難しい気がする。
それくらい竹宮惠子の持つ漫画力は突出してる。絵の艶やかさに加え、秀逸な構成から来るテンポの良さ、メッセージ性、更にSFマインドも濃いときてる。
単純に絵柄が、80年代のアニメでは表現しきれていないのが惜しい。

イルは竹宮キャラを上手く表現してるが和田慎二っぽくも見える。他のキャラはあまり竹宮テイストは出てないなぁ。やっぱり難しいんだろうなぁ。
メカやクリーチャーは漫画だと気にならないがデザインに統一感が無い気はするな。またレイジメーターなどに松本零士の影響を依然として強く感じる。

脚本は上手く仕上げてるとは思う。話が駆け足な印象はあるが、原作のエピソードをほとんど改変すること無く纏めているのは何気に凄い。

一方でわかりやすくニュアンスを改変している所もある。
例えば後半の、ジムサの母が夫イタカと弟ミランに機械に隷属することを進めるシーン。人間の方が幻の様なものと説得するのはアニメオリジナルだが、このセリフは凄い視聴者に親切だと思う。
また、母が機械化された都に行くのは、原作だと夫に連れ去られるのだが、アニメでは(操られているとは言え)自分の意志でヘリコプターに乗って行く。

クフ老師のラストに明かされる正体もアニメオリジナル。ここは色んな解釈が出来るね。

そもそも竹宮恵子のキャラが持つ強い生命感には、もっとセクシャルな臭いがあるんだよね。アニメにはどうしてもそこが欠ける。
24時間テレビという媒体が求めた健全さも一因だと思うが。

ラスト、ジムサとアフルが母星を離れ地球に辿り着くが、これも本来ならアダムとイブの様に子孫を残すという結果な筈。双子ではあっても人類の始祖として子を産み育てるのが本来の終わり方なんだよね。(決して地球を見守る神になった訳では無い。)

まだまだ時代は竹宮惠子・萩尾望都のセンスに追いついてはいない。

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