フランキー・ヴァリ＆ザ・フォーシーズンズって言う、大昔に一世を風靡したらしい（知らんかった...）バンドのブロードウェイミュージカルの映画版。
純粋なミュージカルとして捉えても相当に完成度が高くて、兎に角歌うますぎやろ！ってなるの必至。ザ・フォーシーズンズの4人の内、3人はブロードウェイミュージカルで演じた俳優なんだって。ナルホド、納得。
ストーリー自体は平凡で、こういう才能への嫉妬とか方向性の違いとかって、多かれ少なかれバンドには付き物なんだろうね。ただ、リアルタイムにフォーシーズンズを見ていない世代にとっても、Can't take my eyes off youとかSherryとかは多分誰しも知ってる歌で、山あり谷ありの中でそういった名曲が出来たっていう背景を知れたのは、新鮮で良かったな。なんか最近ってそういう風に曲が出来上がってるって事が逆に凄く珍しいと思うので。
クリント・イーストウッド作品はシリアス過ぎてどうも苦手なんだけど、この作品はお勧め！
