イペー

ジャージー・ボーイズのイペーのレビュー・感想・評価

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)
4.0
イーストウッド大先生はきっと素材の良さを活かしきることに注力。若々しさすら感じるストレートな演出で新鮮でした。
愛や友情を真正面から讃えてる気もします。でもこちらに気恥ずかしさを全く感じさせないですよ。大先生ですから。
メイキング映像での楽しげな姿を拝見して、"イーストウッドの瞳に恋してる"自分がいましたね。
メンバーそれぞれの視点で語られる、一時代を築いたグループの成功と挫折。
誰のおかげか誰のせいかはとりあえず置いといて、歌と踊りで楽しくなれるかどうかが重要。音楽映画ですしね。
曲に乗れなかった人は仕方ない。もう好みの問題でしょう。
自分は癖のあるフランキーの声好きだし、クリストファー・ウォーケン踊ってるし、ラストはスタンディングオベーション。
そしてテーブルで脛を痛打。流れる涙はおそらく痛みによるものです。
イペー

イペー