主役俺、監督俺、脚本俺、製作俺、ってそれ凄いわセス・マクファーレン。全てこなした彼に盛大な拍手。下ネタをベースに爆走していく、腹抱えて笑いっぱなしの西部劇コメディ。ジョークが、言い回しが、皮肉が秀逸で笑う笑う、極上の116分。それに、サントラ欲しいなと思うくらいに音楽が最高。邦題は「荒野はつらいよ」だから、そんな危険な匂いはしないんだけど、原題は「A million ways to die in the west」だからね。ちょいちょいグロくて人が死にまくる。
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出演者の豪華さもこの作品の魅力の１つ。セスやリーアム、アマンダ、シャーリーズセロンなどの主要キャラクターがまず凄いでしょ？でもカメオも半端じゃない。ライアンレイノルズ、パトリックスチュアート、ユアンマクレガー、クリストファーロイド、ジェイミーフォックスなどなど。ライアンの扱い酷すぎて笑える。リーアムニーソンもかなり凄いことに（笑）あんな大物にあんなことさせていいのか⁉︎ってな感じ。また、ユアンの役柄というか、ヴィジュアルにも注目。映画「ジェーン」でユアンが演じるビショップにそっくり！それもそのはず、なんと「ジェーン」は「荒野はつらいよ」の撮影場所の近所で撮影してたため、西部劇だし、出ちゃえ！ということで出演したらしい。ほんの一瞬なので、ぜひ集中して、作中に隠れているユアンを探し出して下さいな(セリフあり)！まあ、とにかく楽しめました。
