突然、犯罪に巻き込まれ失踪した妻エイミー(ロザムンド・パイク)を、夫ニック(ベン・アフレック)が殺害の疑惑をかけられながらも探すサスペンス。
この映画、全体を通して恐ろしい。
流石のディビッド・フィンチャーだ。
ニックの妻殺害の疑惑が広がる様や、エイミーの猟奇的な思考に、人の脆弱な心理と冷血さという怖さを感じずにはいられない。
ニックとエイミーには嫌悪感さえ感じてくるが、目が離せないストーリーもさることながら、いい演出と演技があってのことだ。
後味は決していいとは言えないが、どんどん引き込まれる、見応えのある作品。