大衆は愚かである、という認識が主要人物達の中で一致しているが、取り分けエイミーは結婚とは支配すること、夫婦とは演じること、そして社会に擬態することを求める。西川美和さんの作品「永い言い訳」では人生は他者なしに存在しない。というけれど、「ゴーン・ガール」的に言うなら人生を位置付けるのは他者からの印象だ。社会において各々が役割を演じる。それは必ずしもネガティブな意味ではないのだけど……
「君を愛したけれど、憎み合い、支配し合おうとして、互いを苦しめた」
「それが結婚よ」
ロザムンド・パイクとベン・アフレックがハマり過ぎてて何回でも見れる。