きょう

ゴーン・ガールのきょうのレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
3.5
結婚記念日の恒例、妻からの宝探しクイズ。
5年目の今日、気晴らしの外出から夫が戻ると不審な点を残し妻は失踪していた…。

デヴィッド・フィンチャー監督の淡々とした空気感の画作りに引き込まれ、展開が進む度に登場人物達への印象がころころと変わっていく。

その凄まじき胆力はまさにアメイジング・エイミー。
"結婚" とは何かを説く台詞が、不気味だがある意味核心をついていて印象的だった。
それに乗せられる世論へのカウンターも意味していそう。

この先長く続く "理想" の生活を憂いた最後のモノローグを見ると、最初のモノローグも一味違って見えるのも洒落ている。
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