このレビューはネタバレを含みます
よくある主人公が疑わしきサイコサスペンスかなと思いきや
話は二点三点して予想外の結末へ。。。
ただ、サイコな妻の利己的な嘘と
それにだまされる大衆や司法には
胸糞の悪さを感じます。
DVの捏造は実際に経験があるので
そのときの行き詰まった感は
共感できました。
真実が立証できない時って
ホントにキツいです。
世間を欺く妻よりも
無条件で女性の味方をする
フェミニストに腹がたちます。
盲信的な価値観はホントに厄介です。
最後の双子とのやりとりは
映像的に見ると蛇足感を感じますが
子供のために堪える選択をする
とても大切な部分。
これも同じ選択をした自分からすると
主人公に共感できました。
主人公の境遇や選択が
自分に重なりすぎて気分が悪かったです。
ただ、作品としては芯を捉えた
とても良いサイコサスペンスだと感じました。