hase3001

ゴーン・ガールのhase3001のレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
3.5
デビッド・フィンチャー監督
といえば「セブン」
「ファイト・クラブ」
最近では「ドラゴンタトゥーの女」
など、映像に凝ったつくりが
多いと思う。
スタイリッシュな感じと、
ストーリーに潜む
ぼんやりとした影のような感じ。
陰と陽・・・
そういう映像美が好きですね。

いつものように、
妻に映画を観に行く前に予告と、
私の簡単な説明をするも…

「なんで、こんな、火サス
のような映画観に行くの?」と、
一括されたので、そそくさ、一人で
観に行くことに・・・
ある意味、そういう、
いやな感じもしたが。
でも、そこは、監督の力量だろと・・・・・・
まぁ、観ないでは何も言えない。
例え、デビッドフィンチャーとしても。

まぁ、観た後の今となっては、
ただただ、妻と観に行かなくて
良かった・・・と思うばかり。

それは、妻にも少なからず、
心のなかにエイミーがいるように
感じるときがあるからに過ぎない。
(断らなくても浮気している
わけではないが・・・)

そんな時、冒頭とエンディング直前の
エイミーのアップで後ろに
ナレーションされる、夫の言葉を
自分もよく思うからだ。

しかし、冒頭の顔の印象と、
エンディング直前の顔の印象は
全く違う、恐ろしき印象の違い。

いや・・・・
そう、変わったのは観ている
自分だからだ。

そうさせる、デビッド・フィンチャー
の一筋縄ではいかない
巧みな展開と映像がmixして、
最後まで複雑な感情のまま
突き進んでいく。
どうしようもなさ・・・・
そういう詰んでる恐ろしさ。

んーと、うなるしかないな。
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