たむランボー怒りの脱出

ゴーン・ガールのたむランボー怒りの脱出のレビュー・感想・評価

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.0
再見。公開当時見たときはロザムンド・パイクの方が面白いと思って見てた(らしい、そういう感想が残ってた)けど、いま見ると断然ベン・アフレックを見てる方が面白いと思った。しょうもない男が芝居を頑張ってる姿。周囲の人が演出家となって不本意ながらもベストな自己像を目指す。対してロザムンド・パイクは生まれつき演技派なので自分で自分を演出することができるが、そういうところが見ていて面白くない。そもそもラスト一歩手前のテレビ番組の場面でベン・アフレックはロザムンド・パイクを前にして明らかに演技できていない(素の感情が出てしまってる)瞬間があるけどあれで大丈夫なのか。