饂飩粉

ゴーン・ガールの饂飩粉のネタバレレビュー・内容・結末

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.5

このレビューはネタバレを含みます

観終わってみると、この映画は我々観客にとってごく身近な出来事をテーマにしていることがわかる。話の根幹は「妻の失踪」という、ある種のファンタジー(現実的なフィクション)だというのに、これはどういうことか。
 予告編で提示されている謎が明かされても映画の緊迫感は続き、観ている側へとにじり寄ってくるかのようでもあった。
 一体何を言っているのか観てない人にはサッパリだと思うが、この物語は誰もが一度は経験しただろう「あること」を描いている。
 それが何であるのかが劇中で提示されたとき、なぜタイトルが『ゴーン・ガール』なのかも理解できる仕組みになっている。失踪した妻を演じた女優ロザムンド・パイクは今年で35歳なのに何故『ゴーン・"ガール"』なのか?
 ワイフやレディといった単語には置き換えられない衝撃(特に男性にとって)の理由が、タイトルには秘められている。
饂飩粉

饂飩粉