井出

ゴーン・ガールの井出のネタバレレビュー・内容・結末

ゴーン・ガール(2014年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

ある意味リアリズムだったし、むしろハッピーエンドだと思う。話の展開は予想できないし、面白かった。夫は妻に従っとけばいいんだな〜。人のことなんて理解できっこないもんね。
冒頭から分かるけど、妻が物理的にゴーンというより、精神的にゴーンだった。てかむしろ、ガールなのは子どものことだったのか、彼女の子ども時代のことをさしていたのかはわからない。
鏡の前で、鏡のなかの自分をなぐるのか、自分をなぐるのかわからないシーンは象徴的だった。結局、鏡の前でレイプをでっちあげてたシーンも、鏡の中のではなく、自分自身を傷つけていた。偽りの自分だったはずなのになぜって思ったけど最後の展開で納得した。すごいね。
レイプと殺しのシーンは目まぐるしく無秩序にカットがきられて、王道だけど素晴らしかった。監督、レイプと殺し好きだよね。やべーやつだな。
ガラス張りの空間は、一対一の空間、くもりのない空間という感じで、これも象徴的だった。
ネクタイの使われ方の対比も今思えばって感じ。
粉砂糖のかかった私をtaste meの表現とか、セリフ追うとより面白いんだろうね。小説が原作だからか。
ネコの使われ方疑問。肩透かしか?
浮気が歯磨きでばれるのは昼ドラかよ笑
井出

井出