このレビューはネタバレを含みます
どこかで見たような設定だな、と思ったけどこちらの方が元なのかもしれない。
こんな2人の関係に僕はなりたくないと思うから、誰かと一緒に生きる事を諦めたんだよな。出会ってくっついて嫌になって別れて。何度繰り返しても同じ結末を迎えるなら、この気持ちにも蓋をしてしまえばいいのだろう。
今思えば、僕は昔から心の底から何かを望んだ事なんてなくて、結局いつかなくなってしまうと諦めていた。太陽は沈むし花は枯れる。いつか僕は消えてしまうだろう。そういう思いが心のどこかに潜んでるから、本当に欲しいものなんてどこを探しても見つからないんだ。
僕はこれからも生きる。1人で生きていく。あの歌が僕に力をくれる。1人だけど大丈夫。僕は強くいれる。僕が望んだ僕の理想に近づいていける。
大丈夫、僕はちゃんとやれるよ。