牧場で暮らす10歳の天才少年のアメリカ横断物語。
全体を通して風変わりなユニークさがあって、シーンの1つ1つにセンスを感じた。
かといってコメディに偏ってもなく、人間ドラマ的な側面もしっかり描いていたので、結果として余韻が残るいい映画だった。
とくに好きだったところは、主人公の少年の台詞回し。聡明だけど純粋で、少し皮肉屋でもあるところが好感を持てた。ふとした瞬間に出る子供っぽさも好き。
あと、母親役はヘレナ・ボナム=カーターが演じてるけど、相変わらずちょっと変わった人を演じるの上手いなと思った。