かわいい子には旅させよ(`・ω・´)☆*..
10歳の小さな天才科学者T. Sスピヴェット、アメリカ横断の旅に出る。
アメリっぽいなーって思いながらぼーっと見てたらアメリの監督でした。
自然豊かなモンタナにひっそりと暮らすスピヴェット一家。
正真正銘カウボーイ(自称)のお父さん、昆虫博士のお母さん、そして田舎を飛び出したい女優志望のお姉ちゃん。
T.Sの心にいつも引っかかっているのは、事故で亡くした双子の弟レイトンのこと。
自分の発明の受賞式に参加するため、モンタナの家を、ほぼ、家出。笑
自分より大きな荷物をえっこらえっこら抱えて貨物列車に乗り込んだ小さな天才(`・ω・´)♡
この主役の男の子がもう激的にかわいい。天才的頭脳を持っていながらも全然イヤミじゃない。
息子の才能をナチュラルに受け入れて、利用しようとも卑下しようともしない、人とはちょっと違う世界にいるような両親が自由で清らかで素敵だったなー。
お母さん役はヘレナ・ボナム・カーター。ぶっとんだ役も好きだけど、最近はちょいぶっとび!くらいの役がよくハマっている。笑
妄想の世界で生きていたアメリみたいに、他の人にはないメカニズムでモノを考えるT.Sの脳内を覗くのがおもしろい。小さい天才のロードムービーに、家族の温かい繋がりがトッピングされたような優しい映画でした。
うーん、でもあえて言うなら私はアメリ派♡