松岡茉優

月給13,000円の松岡茉優のレビュー・感想・評価

月給13,000円(1958年製作の映画)
4.2
真っ直ぐ過ぎて会社という縦社会な組織の中で、うまく立ち回れなかったサラリーマンの話。結構切ないけど面白かった。田村高廣の役が最初はなんだこいつと思わせつつも、後半になるにつれてどんどん好きになってしまった。三井弘次の中々課長になれない役が最高。
ムツ、アサリ、スズキと海鮮系の名字ばっかりなところがシャレオツ。結末が『男はつらいよ』っぽいが山田洋次は失恋する男を描きたがるのだろうか。。今年は『男はつらいよ』と山田洋次の初期作掘り下げていこう。
松岡茉優

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