あるぱか

白鯨との闘いのあるぱかのレビュー・感想・評価

白鯨との闘い(2015年製作の映画)
2.5
生きるために人肉を食べるというのがタブーであっても仕方ないことだったんじゃないか、と一瞬思ってしまったがこれは安全圏からの物言いで、当時そうした状況にあったんだとしたら想像を絶する辛さだったんだろうな。
そもそも漁法がすごすぎて生きた心地がしない。人間が手を出してはいけないところまで手を出しているような、自然への畏怖を感じる作品だった。
ただ、荒々しさと激しさを表現したいド派手な映像手法はかえって観にくかった。そしてストーリーもやや食い足りない感じはする。特別な驚きもない。闘いというほど白鯨との闘いがなかったからなのか。
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