梅田

インヒアレント・ヴァイスの梅田のレビュー・感想・評価

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)
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ピンチョンの原作を今読んでいるところで、登場人物や背景なんかを把握しながら観ると相当面白い。グルーヴィ。
スケールのでかい話(陰謀論?)になりそうな雰囲気だけはあるのに、私立探偵の身の丈程度の話に最後はおさまっていく。60年台の華やかなヒッピーカルチャーが急激にしぼんでいく70年のロサンゼルスで、ビーチの光景が寂しく映される。ジョシュ・ブローリン演じる刑事ビッグフットの哀愁がたまらん。
ナレーターがジョアンナ・ニューサムなのエンドロールで気づいてびっくり。前に観たときも同じく驚いたような記憶もあるけど…笑

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前回鑑賞:2015/12/23(Blu-ray)
SCORE:3.6
梅田

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