ポールトーマスアンダーソン
70年代のカリフォルニアでホアキンフェニックスが探偵として依頼を受けた事件を調査する物語。実は前にナレーションが合わず序盤で見るのを辞めたことがあるが、リトライ。ナレーションは大丈夫だったものの肝心なストーリー、再鑑賞するためにざっくりとあらすじを頭に叩き込んだり鑑賞中に何回か巻き戻し物語を追っていったが、ムリ笑、全然わからん。登場人物や名前が多いし字幕も大量。情報量多くて展開も早いしバラバラに進むから理解が追いつかない。にもかかわらず、結構好きな映画だった。
ストーリーこそごちゃごちゃだけど、ptアンダーソンらしいへんちくりんな登場人物や演出が癖になる面白さで(今作はかなり濃い)その世界観が好きな自分にはたまらない。70年代のカルチャーを再現した音楽やファッションや街並も最高にオシャレ。映像の見せ方も色使いも鮮やかで監督の映画の中ではビジュアルで言ったら一番好きかもしれない。
字幕で見たけど会話シーンのセリフや登場人物の表情などが物語を追うのに忙しくて取りこぼしてしまったのが残念だったな。
理解を深めるためや単純に好きで何回も見返したくなる良作
