まー

インヒアレント・ヴァイスのまーのレビュー・感想・評価

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)
3.9
70年代、資本主義の台頭と、その反動で登場したヒッピー文化との対立を背景に、資本主義や権力、拝金主義vs大麻中毒の探偵という風刺的構図で描く。謎解きは主眼ではなく、一種のSFとして観た。探偵も周りの奴もみんなラリってるので、妄想か現実か常に曖昧、全員が「信用できない語り手」状態のまま突き進む。PTA×ピンチョンということで一見敷居が高いが、実際観ると登場人物たちの駄目っぷりに脱力せざるを得ないw
「パンケーキ!ハイ!ハイ!」(突 然 の 日 本 語)には吹いたww
まー

まー