原作についてはよく知らないけど、PTAの新作でしかも探偵ものだと言うし、ポスターもめちゃかっこいいので観ないわけにはいかない！
と結構期待して観たんですが、僕はダメでした。
『チャイナタウン』＋マリファナといった感じでしょうか。
サイケデリックなグルーヴ感と酩酊。70年代アメリカの闇。
賢い人にはわかる映画なのだと思う。諦めずに最後まで食らいついて観たけどわかんなかった。
しかしキャストと、映像・音楽に酔うだけでも十分な要素でもある。
アップでホアキンがベニチオ・デル・トロやジョシュ・ブローリンが並んでる絵面だけで、胸焼けしそうな濃さ。
ジョニー・グリーンウッドの劇半はもはや円熟の域。
